お客様各位
※為替(ドル/円):1ドル=103円65銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:30,199(+70)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 7793(+28.5)
②午後売: 7787.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.56(+0.008)
④金:1879.9(+5.2)
※WTI原油先物
⑤原油:48.23(+0.11)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:860円
②ロンドン午後:850円
③N.Y.:860円
※ニューヨーク為替引値(円)
103.63-103.66
【12月24日:昨日の状況】
《中国の存在》
です。
その際、話題になるのは、今年一年を通じて「銅原料
ビジネスに於ける中国の影響の大きさ」を、改めて、
思い知らされたことです。
※第一義的には、弊社が中国向け銅原料(旧スクラッ
プ)を輸出している為、“中国の輸入新基準”、
また“その開始時期が二転三転したこと”が、中国の
影響です。
※第二義的には国内需要家との関係
①今年は国内銅系(電線・伸銅)メーカーの買い気が
戻らず、そのあぶれた荷物が、少なからず中国向け
となり、その数量は予想以上でした。
国内余剰を中国が消費した。
②製錬所向け=山行きも然りです。
※本来、面倒なものを受け入れてくれる山が、今年
は、入荷基準を厳密にしたました(油、密閉物の混入拒否を徹底した)。
※受入拒否されたものは、a国内で解体されたり、
bマレーシア・タイで解体されたり、しますが、最終
的に向かう先は中国です。
※①②ともに「最後に荷物を食い切れるのは中国」
ということが知らしめられました。
※さらに第三義的には、電気銅も輸出の割合が増えて
います。
※日本は鉱石を輸入して電気銅を作る、いわば加工
貿易を行なっている訳で、その製品である電気銅を
国内で消費し切れません。
※恐らく製造量の3分の1以上が輸出され、これも又
中国向けが一部を占めます。
※詰まるところ、原料ビジネスですから需要が
大事で、それは圧倒的に中国だと言うこと。
その中国が望む基準、品質にしなければならない
と再確認した年でした。
※雑線(湘南ヤード持込):【12月24日現在】
【1】ワイヤーハーネス:290円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):260円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):230円前後
【4】雑線B :140-190円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
★【お知らせ】
相場情報のお休み